次に乙女が恋に落ち、男性と一体化することで、結婚生活・養育者（mother : 母）の時期に入ります。この相の象徴は満月で、実際に自分の子供を産むか産まないかにかかわらず、養育、出産、豊穣、熟成、生命の誕生を象徴する夏の季節になぞらえます。若い乙女が恋に落ち「家」に嫁入りした後から繰り広げられる一連のドラマのステージとも言えるでしょう。

このステージで女性が学ぶメインテーマは、他でもない養育を通じての「無条件の愛」です。しかし、愛には自立するための「力」はありません。けれどこの解放を促す「力」こそが、女性が「家」に忠誠を誓い、役柄を生きる時に明け渡す最大のギフト。ですので、このステージにいる女性が真に豊かに生きたいと願うなら、自分の「力」を発揮する必要があるのです。

「愛され妻」というタイトルの本は、妻や母という役割の中で自分を生きようとしている良妻賢母ステージにおける環境内の改善だとすると、ソフィア・グローバル•センターでは「家」に入った女性が、良妻賢母ステージから抜け「自分の人生は、自分で指揮していく」内なる旅をサポートします。

子供や夫の人生ではなく、自分の目的（生きがい）を見つけ出し、変化を恐れ現状を維持しようとする心理を超えていくこと。自立しようと決意しても、経済的理由などからやはり背に腹は変えられないと元のさやに戻らずに、自分が持ってきた才能の種とつながり、その種を開花させる。「セルフ・リーダーシップソフィアプログラム」は、正しい生計を立て、支配と服従から抜けて、本当に幸せで満足する人生を生きるためのプログラムです。